木目塗装について
お久しぶりです、天香です。
最近まわりでGCコン塗装が流行り(?)はじめているので、乗じて記事を書こうとした次第です。
今回はツイッターに上げるたびに反響がある、木目の塗装についての記事です。
完成形はこんな感じ
こうなるまでの工程を見ていきます
まずは下準備…は、前回までの記事を参照にしてください
なにかアイコン等を入れたい場合は、この艦底色の上からマスキングテープでマークを作ってください。
今回はスマブラのマークを入れるので、こんな感じにマスキングしました。
マスキングが出来たら、ここからが木目感を出していく作業になります。
まず、水性のウッドブラウンと筆とブラシを用意します。
ここからはスプレーではなく筆とブラシを使った作業になります。
作業自体は単純で、ウッドブラウンを塗る→乾く前にブラシでこすり取るという手順を繰り返すだけです。
筆で塗料を塗る際は、木目を作りたい方向を意識して、それをなぞるように塗っていくと良いと思います。
ここの作業が木目感の全てなので、自分の納得行くまでやりましょう。
なお、ブラシで擦り取る際に擦る方向を一定にすることで、その方向に木目を作ることが出来ます。
自分のイメージする木目の通りにブラシでなぞってやるイメージでこすり取っていきましょう。
また、擦り取るブラシの硬さで木目の感じが変わってきます。今回は硬めのブラシを使っているので画像の感じに。もっと柔らかいブラシを使うと木目が粗く出来上がると思います。
とにかく、木目を作る作業は上記の繰り返しになりますので、自分のイメージする木目に近づけるように、力加減を変えたりといろいろ試してみてください!
ちなみに、使っているウッドブラウンは水性なので乾く前なら水のついた布等で除去することも出来ます。
…ではなく、実は最後に、木目をより強調・調整するためにヤスリがけを行います。
(写真は取り忘れてしまいました、スミマセン)
1000~2000くらいの細かめの耐水ペーパーで、木目を強調したい所や、もう少し木目を出したいところを中心に優しくヤスリがけを行います。
あまり力を入れ過ぎたり、ヤスリを掛けすぎてしまうとベースの艦底色まで削れてしまうので、慎重に行きましょう!
それが終われば、今度こそ塗装終了です!
あとは今まで通り、トップコートを吹いて完成となります!
今回は木目塗装ということで、トップコートにはつや消しのこれを使いました。
はい、いかがだったでしょうか。
なんとなーく難しそうなイメージがあった(よね?)木目の塗装って、実は割と簡単に実現できるんだな~、じゃあやってみようかな~と思ってもらえたら幸いです。
今回はコントローラー全体を木目に塗装しましたが、同様の手法で一部だけ木目にすることも出来ます。
例えばグリップ部分だけ木目とか、そういうのも面白いかもしれませんね。
また、艦底色+ウッドブラウンだから木材っぽくなりましたが、他の色の組み合わせでも木目調にすることが出来ます。いろいろ試して自分だけの木目コンをつくってみるのも楽しいと思います!
色々応用できるのが塗装の面白いところですので、なにか思いついたら是非やってみてください。(良さそうだったらパクらせてもらいます)
では!